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社会福祉法人 友の会 特別養護老人ホーム ほっとハウス

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活動紹介

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2020.06.19 特別養護老人ホーム ほっとハウス 

ほっとハウスの ヨシ

ここ熊ノ沢の特別養護老人ホームほっとハウスの前には沼があります。冬は白鳥が降り立ち、春は鴨や野鳥の羽休めの場として また利用者様の癒しの場として親しまれています。この沼を割るようにせりだした岸辺と水際にヨシが群生していて、夏には知らぬ間に大人の背丈を覆い隠すほど伸びまた沼は景色を変えます。穂が落ち茎も枯れた後、近年は晩秋から初冬に市の業務委託で沼の中や岸の茶色くなったヨシをスッキリと刈ってくれています。桜も散り新緑のまぶしい季節が訪れ、フェンスの内側には刈り取られたヨシの新芽が!
👆5/5の沼の写真です まだヨシはパヤパヤです

新芽(新穂?)がでてきたなぁ と思うと梅雨入り頃にはまた、群生といえる程に伸びます。
ところでヨシとアシが同じ植物だということを筆者はほっとハウスにきて初めて知りました。明鏡国語辞典によると《もと成熟したものを「葦」、穂がすっかり出そろわないものを「蘆」、穂の出ていないものを「葭」と書き分けた。》夏に活躍するよしずの原料なのですね。ヨシ善し アシ悪しと連想されることから現代ではヨシと読まれることが多いとか。

👆6月上旬の写真です。目線が低いと湖面が狭いくらい伸びています。

フランスの哲学者パスカルの句に「人間は考える葦である」というものがありますね。(いえ、言葉だけで意味は大して覚えていませんでしたが)広大無辺な宇宙に比べれば、人間は無に等しく、「一茎の葦」のごとく弱い存在にすぎないが、それは「考える葦」であり、思考によって「宇宙を包む」ことができる。という意の言葉でした。
人ひとりの力は脆弱なものかもしれません。しかし職員一人一人がこのほっとハウスで働く上で 利用者様の為に何ができるのかを常に考え、行動し生活を支えてゆければ 双方にとって過ごした時間が実りとなるのではないでしょうか。
そのためには新職員という新芽さん達の伸びに追い越されないように精進せねばなりませんね。
新緑!深緑!伸力!

                               猫舌モチ